多重彩夢
よみとばし
タフマン◆i4jZSXPbII
唐突で申し訳ないが、今ここのレビューを見ている方たちでクラシックと呼ばれる曲を 情景を思い浮かべながら聞いたことはあるだろうか。
そんなことなんてちっぽけも考えていない人がいたら、何でもいい、手持ちの クラシックを聞いてもらいたい。
そこから引き出される情景を想像しながら。
この作品はその後でみると印象がまったく違うものになるだろう。
クラシックを演奏するときによく聞く言葉は「音に感情を込める」ということ。
その感情と、よみとばし氏自身のイメージ、それに見合った映像が重なり合い、 音楽でいう三和音となり、作品の内容を豊かにしている。
こういった文章系の作品はすぐに閉じられることが多いが、感想で 「最後まで魅入られた」といった言葉が多いのはそれに起因していると自分は推察する。
調和が作品にとって重要である、と感じさせるこの一品

<補足>
代表的な和音として「ドミソ」というのがある。
ここで実際に聞いて見るといいかもしれない、というのは個人的な意見。
心地よい和音


















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